真空成形　加工事例

この真空成形品はPVC製の製品です。衛星端末のカバーとして使用されます。端末のカバーであるため耐衝撃性に優れたカイダックを採用しています。真空成形後にNCルーターによるトリミング加工の工程を経て製品となります。製品サイズに対して高さがあるため深絞りの真空成形になります。深絞りの場合、肉厚が不均一になる恐れがあります。また材料が引っ張られることでコーナー部やR部の再現性が悪くなることが考えられます。カイダックは成形倍率が高く成形性が良いため、深絞りや複雑な形状にも対応がしやすい材料です。プラスチック真空成形.comを運営する㈱松井製作所では、これまで蓄積してきた成形データによって最適な成形条件で高品質な製品をお届けいたします。なお、この製品の小ロット10個で請け負っております。