真空成形　加工事例

このポリカーボネート（PC)製の真空成形品は、顔面を保護するためのカバーになります。用途上、見通しが良く、かつ衝撃に強いことが求められます。そこでポリカーボネート（PC)が採用されました。ポリカーボネート（PC)はガラスと同等の透明性を持っており、耐衝撃性はガラスの200倍以上と言われています。今回は真空成形の成形型は金型を使用しています。金型よりも安価な木型や樹脂型でも成形自体は可能ですが。ポリカーボネート（PC)の特徴である透明性を保持するためには金型を採用することが推奨されます。その理由の一つとしては木型や樹脂型の表面の細かな凹凸が、製品に転写されてしまうことにあります。表面が滑らかな金型であれば転写を抑えつつ透明性を保ったまま綺麗な成形を行うことができます。プラスチック真空成形.comを運営する㈱松井製作所では、お客様の製品に合った、材質や型のご提案をさせていただきます。