真空成形　加工事例

この真空成形で製作した医療機器向けのカバー（フタ）は、当初優美な外観デザインが必要で、かつ・清潔な印象を与える色相が求められるということから圧空成形で検討が進んでいました。しかし、圧空成形は真空成形に比較するとどうしてもコストアップしてしまうため、コスト重視というお客様のご意向から、真空成形で表現できる範囲内でデザインを妥協して頂きました。圧空成形を採用する際のデザイン面での一番のポイントは「シャープエッジが出せるか」ということですが、ここでご紹介するフタの曲線部分のような模様でしたら真空成形でも表現することが可能です。なおこのほか、強度も必要との事でしたので真空成形後に内部補強のため部材を接着しています。プラスチック真空成形.comは真空成形技術・圧空成形技術を持って、お客様のご要望をお聞きしながら最適な工法をご提案いたします。