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プラスチック真空成形 技術提案集

課題構造上、抜き勾配をゼロにしたい

事例

真空成形では抜き勾配が必要と聞いていますが、機能上、どうしてもゼロ勾配が必要な箇所があります。ゼロ勾配でも対応可能ですか?

なら、こう解決します!

真空成形は、通常は1°程度の抜き勾配が無いと成形型から抜けませんので、抜き勾配をつけるよう設計が行われます。しかし、他部品との勘合部などどうしてもゼロ勾配が必要なケースもあります。
そんな時は、勘合部のみストレート(ゼロ勾配)にし、他の部分は抜き勾配を付けるという設計を行います。どの範囲までストレートが可能なのかはサイズ・形状などにより数値で表せないので、図面を頂ければ、それが実現可能か検討し回答することが可能です。
このほか、ケースなどの四角い形状で片側のみゼロ勾配が必要、というご要望を頂くこともありますが、こちらも対応が可能です。プラスチック真空成形.comは、形状や他部品との位置関係はもちろん、用途などもお聞きしながら対応可否判断・形状提案など総合的なサポートを行うことができますので、お気軽にお問い合わせください。